東京工業大学
東工大H29年度の編入試験について書いていきます。
まず合格発表が9月中旬ととても遅いので自分一人だけが進路未定なんてことも考えられます。結構精神的に来ます.それでは下に書いていきます。
•1日目
<数学>
極値を求める
などでとても簡単でした。数学は特別な勉強はする必要はなくほかの大学の数学の勉強をしていれば十分だと思います。
ほぼ満点
<物理>
力学:ハープパイプの上の物体の振動
電磁気学:コイル
熱力学:断熱変化からカルノーサイクルの導出
力学は最後の問題が難しく電磁気学は見たことがない問題でまったく解けませんでした。熱力は簡単だったのでそこで稼いだという感じです
6割
<化学>
無機化学:酸塩基、反応速度
有機化学:合成や分子量を求めるなど
今回は高校の範囲が結構多かったので比較的簡単だったと思います。それでもしっかりやらないと取れないですが...
落ち着いてやれば解けるはずです。
6-7割
•2日目
<英語>
長文2つ
自由英作文1つ(大学に入ってしたいことを3行ぐらいで)
無茶苦茶長文は長いので速読の練習をしといた方がいいかもしれませんが、2つ目の
文は問題の周りだけ読めば解けたので両方できる切り替え能力が必要だと思います。
熟語と同じ意味をあらわす単語の選択が出たので語彙力が必要だと思いますが工業英
語はなかったです
時間はあるので落ち着いてやりましょう.
7-8割
<面接>
志望動機
卒研の内容
TOEICの点数は?
機械4力のどれが一番得意?
などです。
僕の受けた学科は受かった人もおちた人も叩かれましたがめげずに頑張り
ましょう。でも、入学してほかの編入生の面接内容を聞いてみると他学科はそんなこと
はなかったようです。
最後に...
試験途中で寝ている人が結構いました。もう解けたのかと思ってビビっていたけど、受
かっていなかったので周りに流されないようにしてください。
名古屋大学
名古屋大学の編入試験についてです。
まず大学は広いので会場を間違えないように下見をしておくといいと思います。
試験について書いておきます
•1日目
<英語>
長文2つと中文1つと英作文といった感じだったと思います。
長文は熟語の単語の選択や和訳などでしっかりやっていればできると思います。
中文も同じ感じで英作文は高専の授業でやることがないところが多いと思うので対策をあまりしていなかった僕はあまりできませんでした。120分あるので焦らなくても十分できます
7-8割
英語が終わった後昼食になり結構時間があるのでリラックスしてバルコニーでサンドイッチを食べてました。8月は外がとても暑いので動き回らないようにするのがいいかもしれません。
<数学>
今回は例年に比べて易しくなっていましたが確率が5年ぶりぐらいに出ました。今年度出たので来年度は出ないとは思いますが一応やっておくのがいいかも。
1.連立方程式
3.確率
4.ベクトル 座標系の移動
9割
<物理>
:力学(物体の落下の運動方程式)
:電磁気学(磁束を変化させたときの起電力)
力学の方は微分方程式を立ててそれを解くだけなので簡単でしたが、電磁気学のほうは少々ひねられていてそれに気づかずに解いたので全然できなかったと思います。
6割
<化学>
無機:硫黄原子について(硫酸の生成法など)、熱化学方程式
有機:アミノ酸について、高分子化合物の合成
無機のほうは例年の予測の域を出ない程度でしたが有機は高分子についての問題が出てまったく解けませんでした。捨てるのもありだと思います
5-6割
注意点としてはテストが終わって紙を回収するまで約10分かかり、テストが始まる10分前には着席しないといけないルールがあります。しかし物理と化学の間の時間は20分しかとられていないので休憩時間に勉強できません。トイレに行くぐらいしかできない。今回は2分しか休憩がありませんでしたww
1日4教科はかなりハードなのでそれに耐えれる体力は必要です。
•2日目
面接
まず控室に学科ごとに集まってそこから面接室に行きおわったらその場で帰れます。
面接は1対5でした。面接内容は
志望動機
ほかの大学の編入状況
試験の手ごたえ
卒研について
などで変わったことは聞かれませんでした。時間も5分ほどで短く教授方も全然突っ込んだことを聞いてこないので落ちたと思ってました。
ただ後からほかの大学の面接を聞いてみるとあっさりしてるところも多くて、それで受かっている人もいたのであまり気にしなくていいと思います。
~受験までの流れ~
こんにちは。ナックラーです。
今回は受験まで勉強について書きたいと思います
4年夏
運動部に所属していたのでほとんど勉強していなかったため慌ててはじめました
とりあえず数学の問題集を1周して今までの内容を復習しました
物理や化学はやる気がなかったので放置して英語はTOEICがあったのでそれの対策をしていました。
正直全然勉強していなくて危機感も特になくグータラ過ごしてた感じです
1日4時間ほどしてましたが週に2日ぐらいは0の日もありました
4年秋・冬
学校が始まって意識高い人がたくさんいてすでに編入試験勉強を頑張っている人を見て少し焦った記憶があります。そこで勉強しないといけないなと思ったけど化学は何をすればいいか分からなかったので先生に聞いて参考書をもらいました
ただ、基本的にはテストの勉強をしていました
1日2~3時間
4年春休み
物理を全くしていなかったのでここで頑張りました。化学はここで高校範囲の演習まで終わらして大学の範囲に入りました。
でも、お金がほしかったのでバイトもやっていてずっと勉強してたわけではないです。
今思えばメリハリがついてよかったかなと
1日5時間
4月・5月
五年生なって授業数が減ったので勉強に集中できました。
英語に特に力を入れて英単語や熟語、英作文・長文をしました
このころから就職組が決まり始めるのでどんどん周りの空気が受験一色になっていきました。
募集要項が出てくるのでそれをみて合格後のキャンパスライフを想像してテンションあげてました笑
1日7時間
6月・7月
とりあえず過去問を解いて傾向をみて分からないとこを復習してました
数学は量をこなすことが大事だと思ったのでずっとやっていました
生活リズムが崩れていたので本番を意識して休日は早寝早起きをして朝に体が100%になるように訓練しました
1日8~9時間
8月
受験間近だったので合格体験記を見てモチベーションを高めたり面接の対策をして
あとはわからないところをずっとやってました。
大学が決まっている人のほうが多かったので結構つらかったです。
1日10時間
以上で終わりですがあくまで一個人のやり方なので
一人ひとりにあったスタイルがあるので早く見つけることが重要です。
はじめに
こんにちは。初めてブログを書きます高専5年生のナックラーです。
僕は高専から大学に編入することが決まりほっとした毎日を過ごしています。
受験した大学については
東京農工大学 機械システム工学科 合格
東北大学 機械知能・航空工学科 合格
名古屋大学 機械航空工学科 合格
東京工業大学 機械宇宙学科 合格
で、東工大に行くことにしました。
今回このようなものを書き始めた理由は、編入というものは普通の大学受験とは違って情報が非常に少なく対策しづらいとしみじみ思ったからです。
過去問を探すのすら大変で答えもない物のほうが多かったりと苦労している人が多くいると思います。
その中でも名大と東工大は特に情報が少なく(主に過去問の答えや合格ラインなど)非化学系の僕はとても困りました。
そこで皆さんのお役にたてればと名大と東工大について受験内容を発信しようと思いました。
それ以外の大学を志望される方も受験までの経緯や勉強に使った参考書なんかも紹介しようと思うのである程度参考になると思います。
それでは後輩のお役にたてれば幸いです。